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エステティックとは
「ソワン」はフランス語で「soin」と書きます。辞書を引くと「手入れ、手当て、世話」、さらに「心遣い、念を入れて、注意深く」といった意味がありますが、今日よくいわれている 「気配り」と同義と考えられるでしょう。

つまり、ソワンエステティックの基本的な考え方は、エステティックの定義にあるように、実用的、機能的な施術面だけでなく、カウンセリングを含めて精神的、心理的な作用も重視しています。日本のエステティックの原型はフランスのソワンエステティックにあるのです。


エステティックとは何か

エステティックの本質は、人間の心にある「美しくありたい」「若々しくありたい」という欲求や願望を実現して、人々に幸せと満足感をもたらすことにあります。

そのためにエステティックは一般的に健康な人に対して「一人ひとりの異なる肌、身体、心の特徴や状態を踏まえながら、手技、化粧品、栄養補助食品および、機器、用具、等を用いて、人の心に満足と心地よさと安らぎを与えるとともに、肌や身体を健康的で美しい状態に保持、保護する行為」であって、病的な皮膚や身体の一部分を治療することではありません。この基本理念はエステティック業界の統一白主基準の中で「エステティックの定義」として明記されています。

「エステティック」について学ぶには、まず「美」とは何かということから始めます。美の定義は時代とともに変わります。現代では美を求めながらも何を美とするかを定義するのが難しい時代になってきました。狭義にとらえれば美肌でしょうし、広義にとらえれば健康美や躍動美であり、また、立ち居振る舞いも美しさにつながることでしょう。

たとえば「装飾的な美容」は人を明るく充実させ、「基礎的な美容」は白信と豊かさを与えることですから、エステティックを知るためには人間として、女性として、あらゆる角度から 「美」と 「美しさ」、そして「健康」を学び追い求めていくことが大切です。


エステティックの歴史

エステティックという言葉には「美学、審美、美意識」という意味があります。私たちは「美」や「美しさ」について日ごろ、何気なく話をしていますが、「美しいものとは何か」「美しさの本質は何か」「美しさはどのようにして生まれるのか」などということを追求していくのが、「美学(エステティック)」なのです。このような「美」の追求は紀元前の古代ギリシャ時代から研究されてきました。この時代の考え方には宗教思想が背景にあり、人間の「心」についても哲学者の間で研究されていました。

日本のエステティックと当協会の歴史
1905(明治38)年   芝山兼太郎氏がアメリカの生理学者、ドクター・W・キャンブルーからフェイスマッサージの技術を学び「美顔術」としてメニュー化
1952(昭和27)年   芝山兼太郎氏の娘である芝山みよか女史が、フランスで学んだ本場のソワンエステティックをもとに、エステティックのトータルな技術を提供するサロンを開く
1969(昭和44)年   医療や化粧品の立場からエステティックを研究するため渡欧していた山本茂一氏と、化粧品研究者の吉田醇氏が、エステティックの国際組織であるCIDESCO(シデスコ)の第23回国際会議に日本人として初めて参加
1970(昭和45)年   山本、吉田、芝山の3氏で協議してCIDESCO日本支部申請をし、CIDESCO-NIPPONとして正式に登録
1972(昭和47)年   日本初のエステティシャンの団体として日本エステティシャン協会(現 一般社団法人 日本エステティック協会)発足
1973(昭和48)年   講習会の定期開催を決定。 3月より実施
1974(昭和49)年   協会認定校制度スタート
1975(昭和50)年   会報誌“エステティック”創刊
1981(昭和56)年   エステティック総合テキストT、U完成
1986(昭和61)年   わが国初のエステティックの通信教育を開始
1990(平成2)年   協会認定校が30校に
1994(平成6)年   「認定エステティシャン制度が発足」、ロゴマークも現行のものに一新
2001(平成13)年   団体名称を「日本エステティック協会」に改称
2002(平成14)年   エステティック業が日本産業分類に登録される
2003(平成15)年   認定トータルエステティックアドバイザーなど、段階制を骨子とした当協会新資格制度を発表
2004(平成16)年   NPO日本エステティック機構設立
2007(平成19)年   CIDESCO日本支部が分離・独立
2009(平成21)年   一般社団法人化。協会会員数1万8千人、認定校およそ180校に。エステティック総合テキスト「新エステティック学」(6巻)発刊
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